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鋳物とは

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紀元前4000年頃、メソポタミア地方で鋳物が生まれたと言われています。はじめは開放型といい、石を彫りその溝に溶融した金属を流し込むという簡単なものではありましたが、次第に2枚の型を合わせる合わせ型、中子の入った中空の型、蝋で原型を作る蝋型技法などが発達していくと、複雑な鋳物を作ることが可能になってきました。金属の種類として、銅に錫を加えた青銅(ブロンズ)は、鉄などに比べ、腐食しにくく、柔らかく加工しやすい為、鍋や壺、祭器など日用生活品として幅広く使用されるようになりました...

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真土型

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弊社では焼型法を扱っており、焼型とは鋳型を作製した後、800~900度で焼成し、まだ鋳型の熱いうちに湯を流し込む鋳造技法のことを指します。惣型法はそれに比べ複雑な作品を作ることが困難で、大まかに2つに鋳型を分けられる作品を鋳造するのに適しており、焼型法は作業工程が多く時間を要しますが、複雑な作品を鋳造するのにも適しているという為、実際、美術鋳物を携わる現場においては、真土型鋳造=焼型法という認識が強いようです...

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蝋型

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蝋型鋳造法は幾つか技法があり、日本古来から仏像をなどを鋳造する技法として、先に中子を作り表面に蝋を貼り蝋原型を作り、その肌に真土をつけ鋳型を作る技法、イタリアで発達した石膏を鋳型として使用する石膏鋳造法、アメリカの工業鋳物の発展系ともいえるセラミックモールド法などがあります。
真土を込める技法は現在、鋳金家、工芸家の中で行っている方もおりますが、美術鋳造という分野の中では、大別すると後者の石膏鋳型、セラミック鋳型で鋳造しているのが現状のようです...

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着色

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最終工程である着色は、作品の仕上がりを左右する重要な作業です。
色彩感というものは個人個人異なる感覚を持っており、単に黒色といっても数種類の着色が可能であると思います。
また、鋳肌仕上げの作品と磨き仕上げの作品、作品のポーズ、テクスチャ、タッチなどによっても同じ着色を施しても全く雰囲気の異なる物に仕上がってしまうのも、着色の面白いところであり、そこは色着師の経験とセンスが問われる作業であると言えると思います。

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修復

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ブロンズ彫刻は設置されている場所、環境、風土によりさまざまな変化が現れ、室内、屋外では大きな違いが出てきます。
着色に関しますと、気候などにより環境条件が急激に変化することが少ない室内は、緩やかな速度で着色に深みが加わり、自然に落ち着きが表れ、作品を管理しやすい環境にあります。
それに反し、気象条件や風雨を屋根や壁により遮る事のできない野外に設置されている作品は、紫外線や排気ガスによる色あせや変色、酸性雨による雨だれ、...

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道具

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道具は職人の手の延長でもあり、非常に大切な物です。
家族それぞれ、太さや長さの違う箸を使っているように、道具も個人個人手に合うものを使わなければ、良い仕事をすることはできません。
鋳物師の道具は、世間一般に需要があるわけでなく、職人自身の手の大きさや、力具合によって寸法や重さが異なる為、その殆んどを手作りで作らなければならず、素材も多岐にわたり、銅、真鍮、白銅、はがね、ステンレス、アルミなど、用途によって素材のもつ特質を生かした道具を作り分けなければなりません。

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